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2018年1月15日◆ ◆ 価値を考えるコンセプトマーケテイング ◆ ◆

買う側に認識されなければ「価値」ではない

 
■基本価値
                                                                                                                             
基本価値とは、ブランド価値の基盤となるもので、製品の基本的な品質のこと。
時計では正確に時を刻むこと、飲食料では安全であること、自動車では使用目的にあった機能(速度、乗員数、積載量など)と安全性。まず、この基本価値が完璧に備わっている事が、利用者に認識される事からスタート。ただ、この基本価値だけで終わるとコモディティになる。*コモディティとは、日用品で、消費者がどこのメーカーが作ったものかにこだわらず、基本的な機能さえ備わっていれば購入するもので、ティシュペーパー、くし、くつべら、ビニール傘などがその例。
 
■高付加価値商品とは
商品の基本価値に対して、高付加価値商品とは、創造的で独自な商品であり、他の企業の追従を許さない商品の企画、生産、販売にある。
高付加価値商品は「高」「付加」「価値」「商品」の4側面から検討される。
●「高」
高い材質、高い加工技術などである。つまり一般の水準より高い、という評価
●「付加」
特性や属性の付加により、製品本体に質的変化がおき、平均以上の性能、効果が期待できる
●「価値」
商品そのものが提供する価値(その商品でできること)と持つ( 使う)ことで得られる心理的価値
●「商品」
コストの割に「魅力的」「効能の高い」「使いやすい」「所有しやすい」商品
 
■「価値」は買う側に認識されなければ「価値」ではない 
どんなに企業側が独自技術などを駆使して独自のものを作り上げたとしても、それが「価値」として買う側に認識されなければ「価値」ではない 。 人は「知っている」ものを「欲しくなる」わけではないので、相手に価値を感じてもらう為の伝達活動が必要になる。
特に、高付加価値型商品=価値判断情報を提供する=要説明型商品 であるので、自社の商品の価値を正しく伝える努力が必要になる。そこで重要な視点となるのが、自社商品の価値をわかってくれる顧客の育成である。顧客育成の必要性とは、自社商品の価値をわかってくれる利用者、しかもその価値を継続的に利用してくれる利用者を育成する事。                             
これは企業が提供する価値に顧客の感性をなじませることになり、売り手の伝える価値を価値としてより感じることができ、その結果、提供される商品の価値認識が円滑化し、促進される。                             
■ターゲットを絞るコンセプトマーケテイング
「ターゲットを絞る」ということは、すなわち、「顧客を選ぶ」ということ。
過去の経験則に引きずられる事なく、自らの製品(商品・サービス)の価値を「最も高く」買ってくれる先に提供していくべ きであり、また、そこに合わせて更に価値を高めていかなければならない。これが、「ターゲットを絞る」考え方である。マーケッテイング力=ターゲットを絞る事は、すなわち、「顧客を選ぶこと」であり、「顧客を選ぶ」という事は、その選んだ顧客に「選ばれる存在」になる事である。
ターゲットを絞る行為は、本質的な顧客との対話の第一歩である。  自分達の価値を評価してくれているのは、本質的に誰なのか、そして、 それはどこに居るのか。これを深く考える時である。
 
 
以上
 
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二
 
 
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