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仕事の知恵袋

2019年3月9日◆ ◆ シュア・ド・マネジメントとは ◆ ◆

カリスマリーダーシップの求心力で・・・

 

■21世紀型のチーム運営スタイル(シュア・ド・マネジメント)
現在のチーム運営において、カリスマリーダーシップの求心力でチームを動かす方法は時代に合っていません。組織の目標実現に向けて、メンバーの主体的協力で動くチームが求められています。その為には、リーダーだけではなく、メンバーが目的や目標が何であるかを理解し、それが自分の問題であると認識されている事。そのうえで、自分がやるという自覚が求められます。
 
■シュア・ド・マネジメントとは
環境が変化し、それに適合させる事は、社会・業種・会社・個人も同じである。成熟社会で仕事が複雑化する中では、組織で動く全社員に現場の業務とチームを動かす仕事の2種類の仕事が求められる。この変化に対応していくスタイルがシェアード・マネジメントである。
チームを動かす為に多様なリーダーシップが求められる中で、1人のリーダーだけでは対応しきれないケースが増えている。一部の人間が兼任で組織を動かすのではなく、必要な役割機能ごとにサブリーダーや中堅社員の方々にJOBリーダーの役割を担当してもらい、組織内の当たり前のレベルを変えて、全社員で組織を動かす事が求められている。
その為に必要な役割機能を推進させる権限をサブリーダーや中堅社員に権限を与え、それぞれの担当機能分野でリーダーとしての役割を担う環境整備が必要。
 
共有化という21世紀の組織運営を代表するキーワードがあるが、「シェアード・マネジメント」は共有型リーダーシップである。組織は小さければ小さい程、そのなかで働く人は責任感・想像力が発揮される。一人一人が自分の存在価値を組織の中で見出せれば、働くやりがい度や喜び体感度は満たされやすくなる。メンバー全員でチームを動かすスタイルがシュア・ド・マネジメントなのです。
 
ご参考にしてください。

     以上
                                 マイスター・コンサルタンツ株式会社
            代表主席コンサルタント 小池浩二
 

 

 

 

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