コンサルテイングアプローチ① 経営基盤力
テーマ【学習能力を発揮させる経営カレンダーづくり】


■経営カレンダーとは

どの会社も毎年、同じ時期に、同じような仕事の繰り返しで会社の業績は構成されています。
ポイントは今、自分達がやらねばならない事を押える事です

業績のよい会社は経営者に言われなくても、
チームのやる事・自分のやる事を理解しているから業績が上がりやすくなります。

これを現場で実践するのが経営カレンダーです 

経営カレンダーのポイントは2点。
①『○月に○〇を実施するから、○月から準備する事』
②『準備に際し、気をつけるポイントは○○とする』という学習能力を発揮させる事です

■学習能力・学習効果の発揮

中小企業はデータ化する事が苦手です。
戦うプロの条件とは記録、データを残し、分析し、次に活かす事が出来る事です。

去年は成功した。ではどのようにやったから成功したのか、その記録を基にしながら、
今年はどういう手を打つのかを考える。また、失敗時も同じです

これが成功事例・失敗事例のノウハウのストック化である。
これをキチンと積み上げていくと業務の効率化はすぐに出来る

これからの経営は『仕事はあっても、労働力が足りない時代』『人が移る時代』となります。
それを克服する為に会社の経験値をノウハウとしてストックしていく事は重要となります

■概要

1年は12ヶ月であり、会社には12ヶ月毎の戦い方があり、この戦い方を知っている会社は強い。

稼ぐ月、こなす月、粘る月、準備する月、モチベーションを高める
月等の区分けが出来ると会社に『メリハリ』が出ます

この12か月の運営ポイントをまとめた自社の経営カレンダーを全社員で作成していきます
自社の経営カレンダーを作成する事で、実践的な業務改善が可能になります

実施テーマ 実施方法関係担当者
①経営カレンダーの内容説明経営カレンダーの目的・内容を理解してもらいます全社員
②経営カレンダーの作成月度毎にルーチンワークの型決めを行い、次年度・次回への効率化対策を図る
③ルーチンワークの業務改善ルーチンワークの業務改善(捨てる作業)を行い、新しい取り組みへの時間を確保する
④6カ月経過時点で経営カレンダーのまとめ6カ月経過時点で経営カレンダーのまとめて、6カ月分の経営カレンダーのスケジュールを構築
⑤12カ月経過時点で経営カレンダーのまとめ 12カ月経過時点で経営カレンダーのまとめて、7カ月~12か月分の経営カレンダーのスケジュールを構築
⑥経営カレンダーの運用経営カレンダーの本格運用

■進行形式

①〜② 作成方法をマイスターが説明し、各部門にて策定し、まとめる
③   マイスター主導で捨てる会議を設置して、各部門単位で展開
④〜⑤ 作成方法をマイスターが説明し、各部門にて策定し、まとめる
⑥    全体で運用

■期間

12ヶ月間


■会社の12ヶ月毎の戦い方を知り、強い会社を創り上げる
■自社・自部門の戦い方のリズムを創れる
■成功事例・失敗事例のノウハウのストック化
■学習能力、学習効果を発揮できる組織となる
■12か月の業務先行スケジュールが明確になり、業務ロスが激減していく