コンサルテイングアプローチ④ 未来突破力
テーマ【新しい戦略を展開する為のルーチンワークの捨てる戦略】


■既存衰退病への基本対策

既存市場新規市場
既存商品パターン①《既存商品×既存市場》パターン②《既存商品・新市場領域の戦略》
ルーチンワークの業務改善商品改良で新市場を狙っていく
新規商品パターン③《既存市場・新商品領域の戦略》パターン④《新商品・新市場領域の戦略》
「自社の強み」を商材化固有技術の新商品開発による隙間ニッチ戦略

パターン①の既存商品×既存市場》だけでは売上高・粗利益率は低下するので、
自社の力にあったやり方での《攻めの経営戦略》が絶対条件となります

それがパターン②・③・④の展開です。
しかし、中小企業には専門の【商品開発】【マーケティング】部門はありません。しかしこの展開や機能は必要です。
既存の部門・人員体制で攻めの経営戦略を実行する為には、経営資源の時間が必要がどうしても必要となります

■何故、ルーチンワークの捨てる戦略が必要なのか

攻めの経営戦略を実行する為の時間を確保する為にまずやるべき事は、
既存商品×既存市場に関する業務改善であり、これが出来ないと攻めの経営戦略はできない

仮に実行に移しても、次から次へとやるべき事が増え、一つ一つが未消化状態になり、
成果は出にくく、戦力は疲れていく

何かを得たいと思った時に、新しく得るものを入れるスぺース(時間・能力・習慣等)がなければ、
新しいものは入らない

欲張りになり、捨てずに新しいものも積み込むから、身動きが出来なくなる。
この新しいスペースをつくる為には、捨てる事が必要になる

全く新しく戦略部隊を立ち上げる事が出来れば可能だが、現実的に難しい。
新しい戦略展開の為に、ルーチンワークの捨てる戦略を導入して
業務改善を行う必要性が生じるわけです

■経営全般の視点からみた業務改善

従来からの経営慣習で経営者・幹部・社員が無意識に行っている経営諸施策は沢山あります
経営の慣習を一回『オールノー』で見つめ直す事である。人間は習慣の動物。
知らず知らずにやっている行為に対して問題意識を持てなくなります

・現場レベルは【モノ・情報・仕事】の整理
・人財レベルは【考え方・習慣・スキル】の整理 
・戦略レベルは【商品・顧客・マーケット】の整理

■改善の視点

・業務の目的を説明出来るか         ・やらないでよいことをやっていないか
・将来のために今やるべきことはないか    ・半分の時間で出来ないか
・集約化・専門化出来ないか         ・特定の人に片寄っていないか
・業務を処理するだけの技術を持っているか  ・誰がやっても同じ結果が出せるか etc

■戦略とは

戦略とは、勝てる場所を見つけ出し、戦う武器、戦い方を決めて、
もてる全ての資源を1点に集中させて戦い抜くことです

・勝てる場所を見つけ出すのが【ニッチのすき間分野】  
・戦う武器、戦い方を決めのが【固有技術の発見と使い方】となります

■概要

改善とはやり方を変えた手抜き

①作業者が楽になり、品質を落さない作業方法に変える事
②優れたアイデアがなければ改善は出来ないというのは間違いで、先ず当たり前の事を実施する事
③改善とはより良い手段への変更、手段選択
④改善とは誰でも出来る方法の発見である・・・ベテランしか出来ない仕事の排除
⑤時間を意識したムダ取り

新しい戦略展開の為に、ルーチンワークの捨てる戦略を導入して業務改善を行っていきます

実施テーマ 実施方法関係担当者
①ルーチンワークの捨てる戦略の説明マイスターが内容骨子を説明役員、幹部、社員
②業務カイゼンアンケートの実施業務カイゼンアンケートを全社員の皆様に実施役員、幹部、社員
③業務カイゼンアンケートのまとめ業界や優れた同業他社の固有技術業務カイゼンアンケートの内容をマイスターがまとめますマイスター
④業務カイゼンアンケートの報告と方向性の立案業務カイゼンアンケートの報告と改善の方向性を立案経営者、役員、幹部
⑤業務カイゼンプロジェクトスタート各部門単位で改善案を検討経営者、役員、幹部、社員
⑥プロジェクトチームの業務改善案の提案プロジェクトでまとめた改善案を経営会議に答申経営者、役員、幹部
⑦経営会議で改善実施案の検討・決定答申された改善案で実施するものを決定経営者、役員、幹部
⑧改善対策の実行改善対策を各部門単位・部門間連携で実施経営者、役員、幹部、社員
⑨改善策実施の経過測定・報告と反省会の実施実施状況を経営会議へ経過測定して報告、
並びに反省会を実施してNEXT対策立案
経営者、役員、幹部、社員

■進行形式

マイスターが一緒になり、プロジェクト方式で検討し構築していきます

■期間

6ヶ月間


■全社員で戦略展開が可能になり、社内に一体感が生まれます
■会社の長年の無意識慣習にメスを入れられます
■資本・労働生産性が向上します
■新しい戦略展開の実行具体策を検討し、実行に移すことができます
■中堅社員の成長が期待できます