コンサルテイングアプローチ① 経営基盤力
テーマ【チームの業績をつくる商材戦略構築】


■商材戦略とは

商材とは目標達成を実現させる為に必要な【商いの材料】の事です。
数値目標を達成する為に現時点での差額金額や定性的目標に対する現状状態のギャップ(不足分)を明確にします
そして差額金額や状態のギャップを埋める根拠ある商材をつくり、その実践具体策を立案する事です

■差額商材とは

営業なら売上高が足りないから、この商品でカバーする。製造なら品質に問題があるから、検査レベルを上げていく等。経理なら再来月の資金繰りでいくら足りないから、未収金回収を強化しよう等というものです

■時間を先取りする技術が先行管理

例えば、3カ月先の先行管理が必要な会社の4月の行動は
①当月(4月)の業績対策
②翌月(5月)の仕込み対策
③翌々月(6月)の仕掛け対策であり、
1ヶ月で3ヶ月分の業績づくりで動く事になり質的に向上し、業績目標は達成しやすくなる
当月の4月になり、初めて4月の対策を考えて行動しても、業績は達成できない。
その為の基本アクションが先行管理という手法です

■業績を創る為に必要な時間(売上高対象の場合の例)

必要な時間とは【差額対策】を考え、準備し、実行し、貴社の売上計上基準に照らし、売上が上がるまでの平均的な時間

①差額対策検討・決定
②差額対策の準備
③差額対策の実行
④差額商材の受注
⑤売上高の計上

この①~⑤までの平均的期間を先ずは押えることである。今から差額対策の方法を考え、準備し、動いて、実際の売上高が計上できるまでの月数は何ヶ月必要でしょうか?

これを掴まないと自チームの勝てる戦い方は見えてきません。一般的な会社で2~3カ月の先取りが必要です。この業績を作る分野で精神論はムリです。具体的にするために、自チームが勝つために必要な月数を決めましょう

■概要

各部門による先行業績検討方法の習得と実施。
業績の検討とは先の事を見据え、月毎の目標に対し、不足金額を『商材として創り上げる作業』である。その為に自部門のやるべき事、社員一人ひとりのやるべき事を明確にしないと業績づくりは出来ない。
それをシステム化し、定着させる事がポイントになります

実施テーマ 実施方法関係担当者
①各部門の業績決定要因の分析各部門の業績決定要因を各種データ―等で分析します部門全社員
②自社固有の先行管理システムの構築業績決定要因を基にマイスターが案を提案し、部門全体で構築
③業績検討会議の開催先行管理に基づいて、業績を検討していく会議のパターンを作成し、実践
④決定事項遵守システムの導入 先行管理の商材対策で【誰が・何を・いつまでに】やるのかを明確に決定事項として作成
⑤先行管理を動かすマネージメントシステムの導入先行管理を動かしていくマネージメントパターンを全員で検討・決定して動かしていきます

■進行形式

各部門単位にてマイスターが内容を説明し、一緒になり検討し構築していきます

■期間

3ヶ月間


■締めた結果が業績ではなく、業績とは創り上げる発想が持てるようになります
■当月対策だけではなく、自社に必要な先行期間への対策へのアクションを行えます
■業績を達成させる為にやるべき業務が明確になり、企業のレベルアップが図れます
■目標に対する意識が強くなります
■部門リーダーだけだはなく、チーム全体で業績を考え、動けるようになります