コンサルテイングアプローチ③ 組織仕事力
テーマ【報告システム構築】
コンサルテイングテーマのポイント
■組織の要となる組織運営のポイント
①同じ考え方を持つ社員が
②目標の共有化を図り
③その実践に向け、方策を考え
④ルールと基準に基づいて
⑤個々が役割に応じ動く集団づくりがポイントです
■組織運営を実践させるマネージメントの仕組みとは
代表的な仕組みとは
◆経営理念 ◆ビジョン
◆経営計画書 ◆業績を検討する機関
◆目標管理システム ◆P D C Aサイクル
◆会議・ミーテイング体系 ◆評価制度 等です
しかしこのような仕組みがないから、リーダー個人のスキルや体験による属人化傾向が強いので
個人商店でバラバラ集団になりやすい
■何故、仕組みがあっても組織は動かないのか?
上記のような仕組みを構築しても、何故組織が動かないのか?
それは、【人・組織を動かしていく最重要の基本動作で報告システム】が機能しないからです。
■報告をしろというが‥‥
何故、報告が機能しないのか?それは、2つの原因があります
①基本動作である報告の定義づけがない為
青信号は渡る、赤信号は止まる。この定義があるから交通社会は成立する。
しかし、社内で報告とは何か?の定義が明確な会社は少ない。だから、青信号で止まる人が出てくる。
報告の基本的定義は【事実を客観的に伝え、その対策を述べる】となります。
②報告のパターンがない為
多くの会社で見られる光景です。
会社の上層部になるほど、よく『報告をしろ‥‥』と言われます。しかし言われた立場で考えると
『何を』『いつ』『誰に』『どのような方法』で報告するかがわかりません。
ましてや上層部の価値判断基準が不明な状態ではコミュニケーションが停滞するのは当然です。
何故なら、上層部の人の脳みその中は覗けないからです。
■報告パターンづくりはコミュニケーションとして重要な組織運営の仕組
報告パターンづくりとは
『何を』『いつ』『誰に』『どのような方法』で報告するかをパターン化して、公開・共有していきます
違う視点でみると、貴殿が知りたい情報を社員にリクエストする事であり、
それを仕組化する事が貴殿の価値判断基準を社員が理解するようになります
現場で行うコンサルテイング方法
■概要
報告は、人・組織の集団の動きをコントロールしていく組織運営の要となる最重要の基本動作です
いくらマネージメントの仕組みを構築しても、その仕組みを円滑に稼働させる為に絶対不可欠な基本動作が報告です
その報告を全社的に円滑に稼働させて、マネージメントの効果を発揮させる為に報告システムを構築していきます
実施テーマ | 実施方法 | 関係担当者 |
①報告システムの説明 | マイスターが内容骨子を説明 | 幹部 |
②自チームに必要な報告の流れの検討 | 部門毎に必要な報告の流れの検討していく | 幹部 |
③自チームに必要な報告パターンの整理 | 報告パターンを基にマイスターが部門毎の報告システムの叩き台を作成 | マイスター |
④報告システムの検討・決定 | 報告システムの叩き台を幹部に説明して、内容検討・決定を行う | 幹部 |
⑤全社に対する報告システムの説明 | 報告システムを全社員に説明して、理解してもらう | チーム単位 |
⑥報告のトレーニング実施 | マイスターが報告の内容を理解してもらう勉強会と実務訓練を行います | チーム単位 |
■進行形式
マイスターが一緒になり、各部門単位で検討し構築していきます
■期間
2ヶ月間
コンサルテイングテーマの効果
■コミュニケーションが円滑に進みます
■報告の内容がパターン化・見える化 できます
■上層部の価値判断基準を社員に理解させる事ができます
■人・チームを動かす方法が軸ができ、チームに統一性が生まれます
■報告に関するヒューマンエラーが減少します