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なぜ会社がうまくいかないのか?

【メッセージ】

物づくりに技術があるように経営にも技術がある。

外部環境の影響をもろに受ける中小企業は経営の技術を構築しなければ 『社長のやる気=頑張リズムだけ』では続かない 。つまり、思い付きの経営から脱皮し、利益を叩き出していく行く為の ルールと基準そしてシステムを創る事が経営の技術である。

会社の第一義は継続して繁栄する事である。

身の丈とは会社の規模・レベル・体質である。 当たり前の事が当たり前のように出来ない中小企業 だからこそ、 身の丈に伸びしろがある 。経営の技術に高級も低級もない。肝要な事は目指すべき 『身の丈に合わせた経営の技術』 を構築する事である。

弊社が『中小企業の基礎打ち屋』として300社以上手術・治療してきた経験則でみると経営の第一義は継続して栄える事であり、その為に奇策はない。やるべき事をキチンとやる事の繰り返しが会社を強くする 。

本書で提唱するのは

低成長期の中小企業の現実、現場の実態を捉え、 自分達の身の丈に合った会社づくりを成功させる 為に 必要な『企業基盤のインフラを整備する』経営の技術に関する提案であります。

【主な目次】

第1章 当たり前の事が出来ないから、伸びしろがある中小企業の正体

1.会社は人間動物園であり、潰れるように出来ている
2.中小企業の生い立ち
(1)先導者しか走れない獣道は危険が多い/(2)しつけは苦虫/(3)創業者は設備、風土は創るが、経営運営法までは手が廻らない/(4)企業基盤のインフラ整備がないからレベルアップしない
3.摩訶不思議な中小企業という名の生き物
(1)何故、同業種を同地域で同時期に始めても、会社に差が出るのか?/(2)何故、中小企業の組織はバラバラなのか?/(3)何故、社員は社長に依存しすぎるのか?/(4)何故、基本動作が出来ないのか?/(5)何故、一時代を築いた幹部が古参幹部になるのか?/(6)何故、商品開発・戦略展開が上手くいかないか?/(7)何故、資金繰りが慢性的に苦しいのか?/(8)何故、業績を上げたい願望で一杯なのに、業績が向上しないのか?/(9)何故、利益出ず、資金繰りが苦しくとも賞与を出すのか?/(10)何故、年商5・10・30・50億の壁を突破できないのか?/(11)何故、家庭のコストは削減出来るのに、会社ではコストダウンできないか?/(12) 何故、経営の技術が構築できないか?
4.生き様を賭ける中小企業の社長
(1)型は心を宿さない大企業の挨拶訓練/(2)生き様は会社の繁栄の為に/(3)会社の誇り
5.中小企業の社長は人種である
(1)社長は社員との肌感覚と常識感覚の違い悩まされる/(2)社長を共通した人種にさせる中小企業の組織
6.社長の心
(1)社長の孤独感を取り除け/(2)払いたくても満足させられない賞与/3)社長を犯す幹部の公私混同/(4)余命3ヶ月の社長の願い/(5)嘆きたくもなるよ

第2章 継続して栄える為の継栄の軸足

1.継栄の軸足とは
(1)会社は潰れるように出来ている/(2)強みが弱みに変わる時、その弱みは最大弱点になる/(3)継続して栄える会社は戦い方のセオリーを創っている
2.素材で勝たなければ素材を磨く環境で勝つ風土をつくる
(1)仕組み化し、継続習慣化させる環境を創れ/(2)公開型経営でない職場は違和感を感じる/(3)社長一人ではなく、全社員参画型経営を思考せよ/(4)中小企業の成長要因は一体感である/(5)創業者と後継者の一体感の創り方は根本的に違う
3.中小企業が継続して栄える為の『マイスター式継栄3態原則』
(1)ルールと基準そしてシステムを創る事が経営の技術である/(2)中小企業に経営部門の発想がないから、経営施策が定着しない/(3)社長歴と年齢と根気/(4)継栄の軸足となるマイスター式継栄3態原則

第3章 経営舵取りの基礎土台を築く『企業の仕組を創る経営形態3原則』

1.最適な経営運営の舵取り方法
2.組織を迷う事なく行動させる『集団統一の原則』
(1)何もしなければ、組織として機能しない事を前提に考えよ/(2)集団統一の原則は七つの要素/(3)経営理念/(4)中期ビジョン/(5)構造形成戦略/(6)方針/(7)商材戦略/(8)戦術
3.組織を鍛えるから勝てる集団が出来る『組織強化の原則』
(1)組織は鍛えないと強くならない/(2)組織強化の原則は七つの要素/(3)目的・目標の共有化/(4)具体的計画の立案と周知徹底、役割分担/(5)実践/(6)出来映えの確認(全体と個)/(7)軌道修正/(8)学習能力・学習効果の発揮
4.我が事として業績に関心を持ちだす『成果分配の原則』
(1)全社員参画公開型経営を実践すると業績に関心を持ち出す/(2)成果分配の原則は五つの要素/(3)成果分配の方針明確化/(4)仕組みの構造構築/(5)適正分配の目標設定/(6)原資の確保/(7)成果資源の分配

第4章 個の社員と全体の経営態のレベルを上げる
『企業の生命を創る経営生態3原則』

1.正しい習慣、よい習慣を身につけたワンランク上の会社
(1)自分の事を真剣に考える社員は優秀である/(2)義務教育では教えない社会に出て必要な3点/(3) 良い細胞を創り、増殖させる事が社員・経営態を成熟させる
2.働く事が楽しい自立人集団となる『社員成長の原則』
(1)社員成長の原則は五つの段階がある/ (2)生活安心の段階(苦悩人タイプ)/(3)仕事確保の段階(労働人)/ (4)迷い成仏の段階(組織人)/ (5)評価納得の段階(楽働人)/(6)将来融合の段階(自立人)
3.中身を成熟させ、儲ける集団へと変身させる『経営成熟の原則』
(1)思い付きの経営から脱皮する事が経営態を成熟させる/(2)経営成熟の原則には5つの段階がある/(3)思いつきの経営/(4)公開経営/(5)計画経営/(6)利益創出経営/(7)自己治癒力経営
4.良い会社をつくる為に基礎的な環境を創る『必要細胞の原則』
(1)基礎的な環境を創れば良い会社は出来始める/(2)必要細胞の原則は7つの要素/(3)我事体感度/ (4)生存価値機能/ (5)自立環境主義/ (6)一体感/ (7)全社員参画スタイル/(8)公開・共有化スタイル/(9)実践定着技術

第5章 自社の最適な場所を見出し、
適合させる『企業の成長を創る経営動態3原則』

1.マンネリ打破の継栄創造
(1) 落込み中期計画を作成し落込み確保分戦略を立てよ
2.強い者が生き残るのではなく、環境に適合した者が生き残る『環境適合の原則』
(1)環境適合の原則は4つの要素/(2)外部環境の把握―①自社業種の現状と将来像をよく把握する・②規制緩和の状況、動向を意識して経営を行う・③顧客の変化、市場の変化をよく見極める・④ライバルの脅威・⑤伸びるマーケット層、伸びる個客へのシフトを本格的に展開する(3)自社の経営資源を総点検せよ/(4)最適な場所の探求/(5)身の丈経営の創造
3.会社固有の見えない資産をノウハウとしてストックさせる『自社技術の原則』
(1)自社技術の原則は四つの要素/(2)固有技術の総点検/(3)勝てる土俵で勝つ事が原則/(4) 商材選び―①経営者が好きな分野・商材が重要・②成長産業分野との関連性・③不の解消による往復ビンタ方式/(5)商材づくり
4.ナイナイづくしの資源で勝つ為の条件をつくる『現状突破の原則』
(1)現状突破の原則は五つの要素/(2)勝つ為の条件づくり/(3)実行基盤の整備/(4)実行停止の基準を設ける/ (5)業績を決める要因を見つけ、商材化し、その展開を考える/(6) 業績の多層づくりをやらねば中期の芽も出ない

第6章  全社員参画型で取り組むから成果を出せる経営の技術

1.経営の技術
(1)社長がルールブック型経営では伸びない/(2)企業改革時のN社長の宣言文/(3) 経営の技術に高級も低級もない
2. 業績を上げ、勝つ習慣が身につく、実践型3ヶ月経営改善計画書推進ノウハウ
(1)儲ける経営手法の絶対的手段である実践型3ヶ月経営改善計画書―①方針の必然性・② 方針と経営・③経営における方針の位置づけ・④経営改善計画書において最も重要なこと/(2)経営者が独りで作成するから、方針が浸透しない/(3)全社員参画型で作成すれば成功する計画書の内容と作成方法―①計画書の基本項目内容・②経営部門と各部門の作成内容と担当者・③経営部門の方針=経営基本方針とは/(4)1年に4回作成する計画書だから、人・組織を鍛え、経営技術を定着させるマイスター方式―①今期・半期・3ヶ月の業績決定要因を明確にするから勝てる計画書・②日々、実践で活用できる商材戦略重視型計画書・③毎月のチェック・対策立案で学習能力が高まる反復連打活用法
3. 今より必ず業績が上がる、先行業績検討ノウハウ
(1)時間を先取りする技術が業績を決める―①時間対応の3パターン・②時間を先取りする環境づくり/(2)売上高達成には必要な差額金額が出る収益構造を理解せよ―①自社の収益構造の理解・②商材づくりの発想・行動ができないから業績は達成できない・③1ヶ月で3ヶ月分の対策を練るから業績が創れる/今より、必ず業績を上げるメーカー業・卸売業・小売業別の業績検討方法
4. 決め事を決まった様に実践する技術
(1)人間集団レベルの高い会社は、決め事をキチンと守る/(2)決め事を作れないから、烏合の集団になる/(3)決め事を守らない会社に業績のご褒美は訪れない/(4)決め事を守らせる人/(5)公開衆知型チェックシステムの構築法/(6)学習効果を発揮させる先行段取り表
5.経営者の分身づくり
(1)機敏な判断と各隊員を『動かす力と技術』がないと戦いに負ける/(2)部門長をやらせて出来なければ、教育させる発想はスピードに負ける/(3)経営者の分身づくりとは組織運営を任せる人財を創る事である/(4)組織運営を推進する分身者の技術のポイント
6.中小企業の人財育成技術
(1)中小企業人財育成の本質的問題点/(2) 教える側の標準化と最低限の社内環境整備が人件費を垂れ流さない/(3)人財を育てるポイントは3点―①自らが育つ力を持つ職業ビジョン・認識・②育つ力を醸成させるのは上司とメンバーのOJT・③人を育てる環境づくりが悪いと人は育たない/(4)誰でも一定レベル迄成長させる人財育成マニュアルとは―①人財の採用資格及び基準を決める・②面接実施項目の統一化・③中途採用者に要求される生産性基準・④学ぶ姿勢と学び方(新しい人に向けて)・⑤教育する者の姿勢と学ばせ方・⑥ブラザー・シスター制度・⑦ブラザー・シスターの仕事の教え方・⑧新人育成のカリキュラム/(5)急成長企業の人財育成マニュアルの事例
7.雇用形態の複合戦略法
(1)必要な技術と判断能力の高さで実施する人の棚卸/(2)4期連続減収減益の労務倒産型企業の雇用形態改善の事例/(3)変化に対応する雇用形態の見直し―①適正人員の見直し・②人員の構成比率・③社員法人化・④業務の請負、契約社員スタイル・⑤分社化スタイル
8.中小企業が成功させる商品開発・戦略展開
(1)自社は一体,何屋なのか/(2)中小企業の経営戦略・商品開発の悪い特徴/(3)環境変化の基礎分析―①人口減少の構造変革・②ライフスタイルの変化・③有望技術・市場/(4)戦略の展開方法―①自社の土俵探しの確認・②経営資源の調達・③創出すべきシナジー(相乗効果)・④脇役商品の付加価値を高める・⑤組み合わせ技術・⑥復刻技術・⑦既存顧客の先にいる顧客を見つめる・⑧マーケットを細分化する・⑨『竹林型』M&A戦略・⑩ブランドイメージ戦略(エリア限定)・⑪高品質で手の込んだサービスを開発、展開する・⑫小売サービス業、卸サービス業、製造サービス業、建設サービス業の概念を確立する
9.資金循環の落とし穴を見抜き、改善する方法
(1)資金繰り中心の経営/(2)運転資金の原則/(3)急拡大企業Q社が陥った資金悪循環の落とし穴/(4)資金悪循環を予知し、先手を打ったT社の事例/(5)事例Q社を救った資金循環を良くする資金先行管理/(6)金融機関が企業を観る視点―①企業ランク付けの目安・②業界平均との比較精査で泣いた事例Z社/(7)借入の原則/(8)金融機関行員の3つの顔を理解せよ/(9)資金繰り表の観られ方
10.経営にリズムをつけろ
(1)売上・利益増減傾向の4パターンリズムを理解せよ―①減収減益の対処法・②減収増益の対処法・③増収減益の対処法・④増収増益の対処法/(2)今は伸ばすのか、総点検するのか経営潮流リズムを大切にせよ/(3)年間12ヶ月の月別戦い方に戦略を持て/(4)勝つ為の決算月を考えよ/(5)定型業務こそ人を動かすリズムの変化に心掛けよ

第7章 中小企業の成長軌道

1.中小企業の成長軌道
(1)会社が生まれて間もない誕生期/(2)基盤盤が少し出来上がる基礎固め期/(3)お客様の数が増える急成長期/(4)経営者が現場から離れる安定期/(5)安定期からの成長軌道3パターン―①停滞・衰退期・②微成長期・③膨張成長期/(6)膨張成長期からの成長軌道2パターン―①衰退、倒産期・②拡大成長期/(7)拡大成長期からの成長軌道/(8)企業規模突破のギアチェンジの入れ方
2.組織の基本機能
(1)中小企業は必要な機能を強引に短縮、削除する片肺企業/(2)中小企業の基本機能と規模に応じ専任化させる機能
3.売上高10億の壁を突破する為には
(1)10億を突破出来ない企業の特徴/(2)10億突破に必要組織機能・形態・役割/(3)売上高10億脱皮の壁
4.売上高30億の壁を突破する為には
(1)30億を突破出来ない企業の特徴/(2)30億突破に必要組織機能・形態・役割/(3)売上高30億脱皮の壁
5.売上高50億の壁を突破する為には
(1)50億を突破出来ない企業の特徴/(2)50億突破に必要組織機能・形態・役割/(3)売上高50億脱皮の壁
6.売上高100億の壁を突破する為には
(1)100億を突破出来ない企業の特徴/(2)100億突破に必要組織機能・形態・役割/(3)売上高100億脱皮の壁