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仕事の知恵袋

2018年5月4日◆ ◆ マンネリを取除くワクワク感にチャレンジ ◆ ◆

中小企業の職場環境は・・・・

■マンネリの怖さ
熱湯にカエルを入れれば飛び出すけれども、水から徐々に温度を上げれば、ゆであがって死ぬまで気がつかない。いわゆるゆでガエル現象です。この現象の意味することは、マンネリ状態です。マンネリ状態とは、ぬるま湯のように心地よく、無理しなくても同じこと
をただ繰り返せる楽な状態です。同じ仕事を同じ方法で3年やれば、誰でもマンネリ状態になります。
楽な状態だからこそ多くの人が、マンネリから抜け出せないわけです。このマンネリ状態の怖さは自覚症状として気付いた時には、どっぷりとマンネリの渦に巻き込まれている事です。つまり、自覚症状がでにくいのがマンネリです。
 
●チームなら業績に直結していくでしょう。
●メンバーなら、個人の能力・スキルに現われるでしょう。
 
■マンネリとは
マンネリ状態を心理学では、刺激と反応の2点から説明しています。人間には生まれつき適応能力があるので、外部からの刺激にうまく適応できるのですが、同じような刺激ばかりでは物足りなくなります。そこで、刺激を強くするか、刺激の質を変えれば、新たな反応が起こり、マンネリはなくなるそうです。
日本には100年以上続いている老舗企業が約2万社あるといわれます。その多くの企業が『変革し続けたからこそ現在がある』といわれています。あなたのチーム、あなた自身は今年、何か新しいことにチャレンジされていますか?
何でも構いませんので、これまでとは違ったことをして、ワクワク感がでればマンネリを脱出する第一歩となるでしょう。
 
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◆ 今回のまとめ ◆
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能力の低下要因にマンネリ環境への無意識の慣れがあります。中小企業の職場環境はマンネリ発生の温床です。自分で気をつけて対応するしかありません。
 
ご参考にしてください。
                                              以上
 
 
                                 マイスター・コンサルタンツ株式会社
           代表主席コンサルタント 小池浩二
           

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