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2018年1月20日◆ ◆ 守れば天国の目標原則、崩すと地獄の現実原則 ◆ ◆

現実原則のモノサシを持って・・・

■借入金に関する目標原則
経営には、守れば天国の「目標原則」と、崩すと地獄の「現実原則」がある。
〇目標原則は、これができれば経営が楽になるという原則
〇現実原則は、絶対に外してはいけない原則である。
「目標原則」について、借入金を例にして説明しよう。
借入金には短期と長期がある。資金繰りの円滑な会社は、短く借りる「短期」のほうがよい。反面、資金繰りに問題のある会社は長く借りる「長期」のほうがよい。借入を行う際には、毎月の返済金額を削減することにより、資金のバランス化を第一に考える。人間の体と同じで、会社にも守らねばバランスを崩す計数指標がある。
借入金に関する目標原則は以下の3点だ。
〇支払利息は営業利益の3分の1以内に押さえる
〇借入金は月商の3カ月以内に押さえる
〇借入金は総資産の30%以下に押さえる
 
■現実原則の代表格である固定長期適合比率
会社によっては無借金経営の会社もあるし、借入金が総資産の50%を超えている会社もある。会社に急激な変化があるときは、資金面で必ず「激痛を伴う副作用」がくる。特にメーカーでは、工場建設などの設備投資をすると「体」のバランスが崩れる。要は借入金の目標原則を押さえ、入る資金の目測を間違えないことであり、これは経営者の決断である。
経営のバランスを見る現実原則としては、「固定長期適合比率」がある。経営では、自己資本で固定資産を賄うことが原則とされている。しかしこの原則は非常に厳しい。その補助指標として固定長期適合比率がある。これは固定資産が自己資本と固定負債の合計によりどの程度賄われているかを見る指標で、長期の支払能力の有無も見る。目安としては、100%以内が絶対目安とされる。これが崩れると会社は必ず傾く。
固定資産の調達資金を運転資金から賄うから、当然ランニング資金が詰まり、おかしくなるからだ。
≪現実原則を崩して倒産したA社の事例≫
A社は、機械用部品の下請加工業を営んでいたが、財務体質が極端に脆弱であった。無理に業容拡大のために工場の新設と加工用機械設備の新規投資を信用金庫からの借入で実行した。
A社はこの設備投資で
〇固定資産・・400
〇自己資本と固定負債の合計・・250
固定資産400の調達資金は自己資本と固定負債の合計では賄えない状態で、固定長期適合率は160%で、150の投資資金が不足している。そうなると、運転資金から150を調達する勘定となるから、当然資金繰りは厳しくなる。明らかに設備過剰であり、設備投資は既存固定資産との合計金額が最低限、固定負債と資本の合計以内に抑える経営の原則を無視した結果である。「固定長期適合比率を適正に保つ」という現実原則は絶対に崩してはならない。資金がないから、他人資金を入れる。入れるのはある意味、条件が合えば簡単だろう。しかし、この感覚は麻薬になるし、続けると金融機関・金融会社・知人友人・消費者
金融と段々他人資金の色が悪くなるし、私的紙幣の手形に依存するようになる。
現実原則として死守していただきたい指標は、以下の通りだ。
〇年商80%以上の長短借入金
〇売上に対する金利負担率が10%以上
〇支払手形の決済は売上高の40%以内
〇手元資金の翌月繰越残は20%以上
〇1回の投資基準は月商の2カ月以内
 
この現実原則のモノサシを持って、自助努力で問題を解決しないと地獄が待っている。
 
 
                    以上
 
                  マイスター・コンサルタンツ株式会社
                   代表主席コンサルタント 小池浩二
 
 
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