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2020年8月5日◆ ◆ チームの目標を達成させる商材戦略 ◆ ◆

績づくりに奇をてらう特効薬はありません・・・

コロナ禍で業績低迷をしている企業も多いと思います。
業績づくりに奇をてらう特効薬はありません。足元をしっかりと確認していく事が大切です。今回の内容は、業績づくりの基本を数回に分けて説明をしていきます。
 
■商材戦略とは
商材戦略とは業績目標への対策を考える事です。商材戦略の商材というのは商いの材料であり、業績目標への対策を創る戦略です。
商材戦略は、
・業績目標計画を達成するために
・その差額・ギャップ・不足分を明確にして
・根拠ある商材をつくり
・その実践具体策を練る事です。
 
■目標との差額・ギャップ
営業、製造、間接部門共に目標があります。その目標に対して現状を見た場合に、差額やギャップや不足状態が必ずあります。その差額・ギャップ・不足対策を考えるのが差額商材をつくるという視点です。
商材戦略で重要な事は、根拠ある商材をつくる事です。
 
■業績は生き物
業績は生き物で、日々の状況は変化しますからマネージメントが必要となります。月初の1日に業績の検討を行っても、もう5日には立案した業績対策の中身を変更しなければならない事はよくある事です。
 
では、その変化にいつ気づくか?
 
1日に検討した業績対策の変化を月末にわかってもすでに時遅し。毎日状況は変化します。変化するとは、日々の中で2つの作業が必要になります。1つは現状を把握する作業ともう一つは対策の立案です。業績の目標を達成する為には、目標に対しての現在地点を押さえ、その差額・ギャップ・不足を埋める為に何をすべきかを検討し、実践していく事です。
 
業績を創る為の基本動作をチーム全員が行わないとチームに商材戦略の機能が無くなり、目標を達成できない負け癖のついたチームとなります。
 
ご参考にしてください。

以上
 
                                 マイスター・コンサルタンツ株式会社
            代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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