コラム
 
 
 
仕事の知恵袋
 
     
 
2012年10月9日 増収減益状態の対策

増収減益状態は『久しぶりにたらふく食べ物を食べて、贅肉が付いた状態』である。

食べ物を食べる事により体力は戻る。反面、贅肉も蓄えた状態である。

この状態での対処法は『体のバランスチェック』が重要となる。

【この症状での対策のポイント】

《1.売上構造のチェック》
●売上・粗利の中身と経費の中身のチェック
●売上中心の企業体質を検証し、粗利益中心に変える

《2.商品・顧客の分析》
●商品別粗利益率、回転率(交差比率)の分析で儲からない商品をカット
●得意先別粗利益率、回収率の分析で儲からない顧客への対応
●高粗利益率商品の重点販売(絞り込み)
●低粗利益率商品は高回転化

《3.その他の見直し》
●「利は元にあり」原資材料の購買、商品仕入れについての見直し
●その他変動費(外注加工費、荷造運賃等)の削減
●運転資金対策強化
増収減益状態のポイントは利益回復を軸にする事がポイントになります。
つまり、粗利益中心の経営を推進していく事が施策視点

 
  ●コラム一覧を見る