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2017年4月17日◆ ◆ 育つ力を育てる ◆ ◆


育つ力の燃料切れを起こしたら…



■人財を育てていくポイントは3点

育つ力、育てる力と育む力の3点であり、その該当者は以下の通りである。

◎育つ力・・・本人のテーマ

◎育てる力・・・配属される上司、現場のメンバーのテーマ

◎育む力・・・会社の環境、仕組みのテーマ

この3点で1番大事なのは育つ力である。
自分がこの会社で頑張っていきたい、この仕事を覚えて頑張っていきたいと思わない限り人は育たない。つまり本人の問題である。
中途入社組、新卒入社組でも、その強弱はあれど、この会社で頑張っていこうと思い、入社する。しかしその気持ち・意欲がだんだん萎えてくるのは何故だろうか?・・・・
面接時には『少々の事は目をつぶり、何とかこの会社で』と納得しているわけであるが、入社すると『思った内容と違う、自分には難しい』とか色々理由はあるだろう。
しかし、それが普通であり、100%思った通りの会社なんて、経営者でも創れはしない。

■自ら育つ力を持つ

例えば、美容師の世界。
自分は美容師になって人の髪を綺麗にしたいと思う人は自分の職業ビジョンがはっきりしている。美容業界でチェーン展開をやっているお店の若い方は本当に朝早くから夜遅くまで頑張っている。
朝の開店から閉店迄は通常業務をこなし、そこから自分のカット練習をする。終わるのが1時、2時になる。睡眠時間は4、5時間でも一生懸命努力する。何故かといえば、『自分は美容師になる』という職業ビジョン・職業認識がはっきりしているからである。
又、成長している美容師チェーン店は、細部にマニュアルがあり、このカットが出来たら賃金は幾ら、等級は何級』と努力し甲斐のある動機付け、制度を創っている。
しかし、通常のメーカー、卸売り業、小売業、サービス業、建設業では『職業ビジョン・職業認識』が入社時からあるかといえば弱い部分である。
通常は会社の業務を通し、理解しながら『職業ビジョン・職業認識』を養っていく。
何とか『この会社で、この仕事』で頑張ろうと思い入社するが、その気持ち・意欲がだんだん萎えるのはこの職業ビジョン・職業認識にも関係がある。
自分の会社・仕事の意義、お客様をはじめとする関係先へのお役立ち内容が観えず、仕事に誇りを持てない。
だから観えるのは『数で測れる要素』の賃金、休日、残業日数、有給消化である。中小企業の労務政策は『数で測れる要素』で勝負したら、分が悪い。
私が尊敬する会社の一つに廃油を回収している会社がある。
この会社の社員は『働かされていない』のである。廃油の回収業務は肉体的に大変だし、日曜日も出て頑張るし、朝は早くから夜遅くまで頑張る。
でも、『お客様が困っているから』、『私はこの仕事が好きでやっているんだ』という気概が仕事ぶりから伝わる。
勿論最初から出来ていたわけではない。自分達の職業認識の価値観を伝える地道な努力が、出来ているわけである。
職業ビジョン・職業認識がはっきりしている人は元来、自ら育つ力を持っている事が多い。

■育てる力

この育つ力をどんどん醸成させる為には現場の上司とメンバーの育てる力が必要となる。
会社の中で育っていこうとする姿勢を植えつけるのは、理屈抜きにOJTである。
この会社の素晴らしさ、この仕事のお役立ちの意義を教えるのはOJTしかない。いくら、本人にやる気があっても、配属された職場の環境が悪ければ、人は悪貨に駆逐され育たない。
育てる力は職場の上司、メンバーの問題である。基本的には育てる力とは現場での教育が中心になる。だからこそ『教える側の標準化』が最重要テーマとなる。
この育てる力を『人に頼る』発想を持つと上手くいかない。
新人に対して教育する先輩社員は、『教えるから偉い』のではない。
あくまでも役割であるので勘違いしてはいけない。教える事はその内容を理解し、実践出来ないと教える事は難しい。
その為には自分の入社から現在に至る過程を振り返り、整理する必要がある。だから教える側が最大の勉強になる。
教育する者のスタンスでブラザー・シスター制度がある。ブラザー制度とは、新人に対し親身になって相談にのり、教育を推進していく担当者制度である。
新人1人に対し、教える責任協力者を1人つくる事である。新人に仕事の中身だけではなく、『会社内の暗黙の了解事項』、『それ以外の悩み事や人間関係の相談など』をお兄さん的存在で対処して頂くものである。
且つ、新人の出社時の様子の確認、変化の素早いチェックを行う。確かに部署全体で見ればと思われるが、全体で見ようとするから観れない。   
新人が入社して、各部署に配属になる時期。育つ力の燃料切れを起こしたら、育てる力の労力が過度に必要になってくる。

是非、育つ力を醸成してあげてください。

 

                                以上

 
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