コラム
 
 
 
仕事の知恵袋
 
     
 
2015年12月14日 21世紀型古参幹部の大量発生警戒注意報

日本の財産が古参になるには、まだまだ早すぎる…

時代の変化と共に、古参幹部が大量発生中である。

時代の変化とは、市場が過去の仕事のやり方を否定し始めた事を意味する。

以前の古参幹部は、会社の成長スピードとそれに伴う担当役割の変化についていけないから起こっていた。

最近の古参幹部の特徴は、中堅・若手社員との仕事の力量の差がなくなっている事に特徴がある。

仕事の力量の差がなくとも、マネージメント力があれば、上位に立つ事はできるが、それも難しい。

むしろ、規律・ルールを守らないケースが目立つ。

●聞いてないよ、知らなかった●そんな決まりあった

●いつから、そうなったんだ●ちょっとくらい、いいだろう

●ルールに縛られたら、いい仕事ができないと発言する人もいる。

結果、チームにもたらすのは≪あの人がゆるされるだから、自分もいいだろう≫と正直者がバカを見る風土ができあがる。

特に、古参幹部に陥りやすいメンバーの特徴は

●わかったふりをするメンバー●マンネリメンバー

●変化を拒むメンバー●若くして偉くなったメンバー

●経営者を経営者と見ずに、個人の人間・オヤジと見るメンバーである。

普通に働く人は、同じ仕事を同じやり方で3年行うと、誰でもマンネリに陥る。

だから、意図を持って、【自分にNEWテーマを課す】事が重要。

ましてや、仕事で変わらざるを環境に置かれる事は有難い事である。

今迄も、本人の変化を期待し、あえて

●自宅から遠い場所に転勤させた社員●未体験部署に配置転換した社員

●降格してもらった社員等多数。

結果として、仕事に情熱を取り戻し、復活してきた社員の方々を何人も観てきた。

人間の持っている基本的能力に大差はない(天才以外は・・・)

40歳の人は2040年、45歳の人は2035年、50歳の人は2030年までは、働かざるを得ない人が大半。

日本の財産が古参になるには、まだまだ早すぎる。

全ての人にfight-or-flight!!

 
  ●コラム一覧を見る