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2014年11月10日 2025年の日本と産業界が求める人材像


  
2007年に産業競争力懇談会がまとめた【2025年の日本と産業界が求める人材像】によると、

社会人に求められる力として

≪成熟社会において必要な力として≫

①人間性や基本的な生活習慣、社会常識

②社会に貢献しようという意欲や、志の高さ

③自らが好奇心を持って新たな課題を発見し、その課題を解決する力

④基礎学力に裏づけされた幅広い知識、その上に自らが得意とする専門性

≪情報化社会において求められる力≫

①本質をつかむ深い洞察力

②収集された知識に独創性を加え、新たな価値を生み出す応用力

③チームでの行動力、チームのメンバーそれぞれに考え抜く、他者と協働する力を挙げている。

どれも必要な項目であるが、特に現実的なテーマは、成熟社会において必要な力としての③である。

社員の人に【あなたのやりたい仕事・挑戦したい仕事はなんですか?】と質問して、答えがどのぐらい返ってくるだろうか?

今の時代は1億人総主人公の時代。自分がやりたい仕事・挑戦したい仕事を考えないと【働かされる病】にかかり、不満・愚痴ばかりとなる。

自分がやりたい仕事・挑戦したい仕事を持つ事は、モチベーションとなる。

メンバーのモチベーションを考える事は、リーダーの役割であり、個人のモチベーションを考える事は、各個人の自分に対する真摯さでもある。

 
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