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2014年4月14日 拠点長は管理者だが、経営者でもある



拠点長は管理職の一人である。

しかし、単にそれだけの意識では勤まらない。拠点とは営業所・店舗・工場であり、本社から離れた会社の出城である。

つまり、本社には経営者がいるが、出城には経営者はいない。

これが最大の特徴であり、只単に一人の管理職ではなく、経営者の一人である事を理解・意識すべきである。

一つの拠点を任されて、業績を上げようとすると様々な挑戦分野が出てくる。

拠点長に与えられた権限・範囲内で仕事をする部分が管理者の仕事。

しかし、それ以上の事を挑戦しなければならない事は現実には多々ある。

この与えられた権限を越える部分が経営者の仕事となる。

つまり、拠点長は経営者の意識を持って、仕事をしないと業績結果を出す事は難しくなる。

拠点運営を成功させるためには、必要な条件がある。

それは拠点長・NO2・女子社員の三角形トライアングルの完成である。

多くの拠点展開は拠点長のみ、本社から派遣し、残りの人材は地元調達になる。

そうなると、拠点長の姿がイコール会社の姿となる。

いくら、本社がある地元では名の通った会社でも、拠点長次第では他のエリアではダメ会社になる可能性がある。

この部分が拠点長は単に、一人の管理者ではないという点でもある。

拠点運営には拠点長が優秀なNO2を育成し、そして拠点運営補佐の役割として女子社員が定着すると拠点の運営は軌道に乗り、本来の活動に専念できるようになり、業績を上げやすくなる。

そして、会社にビジョンがあるように、拠点にビジョンが描けるようになると優秀な拠点として飛躍していく。

 
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