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2014年3月17日 継栄イズムシリーズ① 【当たり前の事が出来ない中小企業】



当たり前の事が当たり前のように出来ない数多くの中小企業に、小難しい経営理論を展開しても猫に小判状態。

最先端の経営技術を否定するわけではないが、『待ったなしの企業』以外その前にやるべき事がたくさんあります。

当たり前の事とは 例えば、このような事です。

◎何故、社員は社長に依存しすぎるのか?

◎何故、中小企業の組織はバラバラなのか?

◎何故、社長の考え方・方針が浸透しないのか?

◎何故、決まった事が決まった様に出来ないのか?

◎何故、基本動作が出来ないのか?

◎何故、幹部はマネージメントを執れないのか?

◎何故、資金繰りが慢性的に苦しいのか? 等と挙げればきりがない。

本来会社を運営するに当り、息を吸ったら吐くように当り前の事として出来なければならない事ばかり。
中小企業はこの当たり前の事が当たり前のように出来ない特徴がある。

しかし私は『今、出来ないからダメではなく、むしろ今後の伸びしろがあるから楽しみ』と考えます。

客観的に考えたら、『当たり前の事が出来ないから経営基盤が出来ない』事も一理あるし、『経営基盤がないから、当たり前の事が出来ない』事にも一理あります。

私は中小企業専門の経営コンサルタントとして、1000社以上の中小企業の現場に企業診断、経営協力、研修等で携わり、業績向上・人財育成・利益づくり・資金づくり・戦略づくり等の経営諸施策づくりのお手伝いをさせていただきました。

その経験則で観ると『経営基盤がないから、当たり前の事が出来ない』事が真理であると確信しております。

 
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