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2013年11月25日 ケチに徹する事は恥ずかしい事ではない



■賞与資金の借入れ慣習

ご存知だろうか?

経営者は『賞与時期になると利益が出なくとも、資金繰りが苦しくとも賞与資金の借入れを起こす慣習がある事を』…

会社の数値には見えない部分があり、仮に数値上1000万の利益が出ていても手元に1000万の現金があるかというとそうではない。

本来あるはずの現金が在庫に化けたり、売掛金としてお客さんの所にあったりするから必然的に現金が足りなくなる。

だから、賞与資金を金融機関から借入れして社員の皆さんに支給する事ががある。

つまり、『私人』では考えられない事が現実としての経営施策として行われている。

■財布の出所が会社に変わると自分に都合が良くなる

昔、ある消費者金融会社のCMで奥さんが『ハワイに行きたい』と言ったらご主人は『家にはお金がないだろう』と返事すると奥さんが『ハワイ行きのチケットを買った』との内容があった。

これはハワイに行くために消費者金融からお金を借りてハワイに行くことを意味するが、現実的には考えられない内容である。

私人としてはハワイに行く為に消費者金融からお金は借りないでしょう。

しかし経営者は賞与支給の為に同じ事をやっている事実を何人の人が理解し、問題意識を持っているだろうか。

経営者のやっている事を家庭に例えると自分の子供にお年玉をあげるのにお金を借りてまで、あげる事と同じ意味である。

財布の出所が会社に変わると自分に都合が良くなり、問題意識を持てなくなる事は役員・幹部として失格である。

■社長の葛藤

経営コンサルタントの目から観ると賞与は『会社に必要な営業利益額や支給可能な自己資金があって支給する』ものであるが、清濁併せ呑む中小企業ではそうは簡単にいかない。

トップである経営者は相矛盾した心の葛藤に悩まされている。

ある経営者は社員が辞めた理由が『この会社で働いていてもマンションも買えない』と言われ、社員の働く環境づくりと無理をして賞与支給している。

又ある社長は『この社員を叱らないといけないが辞めるかもしれない…』と我慢している。

ミスターコストカッターと呼ばれる人なら簡単に人員削減で片付けるだろうが、中小企業ではそれもままならない状況の繰返しで必然的に情も厚くなっていく。

■責任は取らなくとも責任は感じろ

賞与支給時期に経営者の話を聞くと『社員の顔をみるとその家族の顔まで見えてくる』『経営者としての責任が・・・』と日本人の伝統的思考である大黒柱発想が伺える。

しかし、会社の中においては経営者は『大黒柱より中心的役割』が大切である。

経営者が大黒柱的発想を持つから回りの役員・幹部の皆さんが『経営者に依存しすぎる』傾向が見られる。

本来、経営の常道から観ると賞与資金がなければ賞与は出せないし、利益がなければ賞与はない。

仮にこの状況になったとしたら、その責任は社長一人ではなく、全社員にあるのではないだろうか…

何故なら、みんなの会社だからである。

経営者は最終的に一人で責任をとるが、責任を感じる事は役員・幹部・違う観点から見ると経営者一人がいくら頑張っても賞与は変わらない。

■我が事となる為に経営の仕組みをよく理解する

賃金・賞与を貰う事に関しては我が事。

業績・資金については人事(ひとごと)。それでは会社を維持していく為に抜本的な構造改革をしなければ会社の継続・繁栄は難しい。

先ずは、人事(ひとごと)から関心事に変え、そして我が事となる為に経営の仕組みをよく理解する努力をしよう!

 
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