コラム

継栄の軸足

会社は人間動物園である

会社は『何もしなければうまく回らない事』を前提に会社運営方法を考える方が上手くいく。

■中小企業の組織は例外

会社は人間動物園であり、潰れるように出来ている。

一般的な組織の特徴は基本的に価値観の似ている人が集まります。例えば、スポーツ、趣味の世界等、色々な組織の特徴は『価値観が似ている人』が集まる。例えば、草野球の仲間で今度キャンプをしようかと話せば直ぐに話はまとまる。
しかし、中小企業の組織は例外である。
育った環境が違う、何が好きか嫌いかという価値観の違う人達が偶々、『同地域に住んで、待遇的にも条件を受け入れ』組織をつくる。どうしても現在の会社で働きたくて働きたくてしょうがなかった人は5%いれば良い方だろう。
これが多くの中小企業である。
中小企業は『価値観・育った環境・年代・性別等の違う人達』が集まり、組織を作る特徴を持つ。だからまとまりにくい特徴を持つ。
それゆえに、組織を上手く回す為には、『明確に会社組織を統一させる意図を企てない』と組織として機能しない。
つまり、放りっぱなしの状態ならば確実に崩壊するように出来ている。

■ 何もしなければうまく回らない事

動物の集団である動物園は自然の共生に基づいて、生きていくが、人間が動物園状態になれば『自分の生産性は忘れ、やれ評価が低いだの・・』『誰々さんと合わないだの・・』『誰々さんは会社の決め事を守らず、好き勝手にやっているとか・・』
野放図状態になっている会社が多い。
つまり、会社は『何もしなければうまく回らない事』を前提に会社運営方法を考える方が上手くいく。

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