Ⅲ.黄金法則を具現化する基本的な仕組みとは

《1.部門方針の仕組みは経営計画書》   ここでは基本形をご紹介いたします。
1~3月の業績決定要因  重点エリア(○○地区)の来店頻度の拡大 
重点方針
≪来店客数の拡大≫
目標 実践具体策 担当
1.新規お客様の
固定化
全店 (1)顧客カード記入客に1000円分の50円券
進呈
全店
2.コールブックの
活用
1日5軒 (1)1ヶ月来店客を毎月5日までに調査し、
月5回以上の来客促進実施
全店

経営方針とは『今年1年間どのような方向性を持って戦うか』を各部門・全社員が迷わないようにレール敷く事です。この経営方針を受けて、各部門ごとに3ヶ月単位で具体的にチームで実践することを示すのが部門方針です。 そして、これを形にしたのが経営計画書です。 経営計画書の詳細はこちらをご覧ください。

《2.商材戦略の仕組みは先行管理システム》
2ヶ月先行業績数値検討
1月度(稼動日数31日間) 2月度(稼動日数28日間)
業績数値 経営
計画
ベー ス 差額 差額
商材
見込
売上
経営
計画
ベース 差額 差額
商材
見込
売上
  7,000 5,500 -1,500 2,000 7,000 6,000 4,500 -1,500 2,000 6,000
強化商品 ①キャンペーン商品●●の拡販(目標は1500) ①キャンペーン商品●●の拡販(目標は1500)
②重点商品●●の継続販売(目標500) ②重点商品●●の継続販売(目標500)
既存顧客 ①●●地区の既存顧客に対する来店頻度アップDMでの
案内(目標200人)
①●●地区の既存顧客に対する来店頻度アップDMでの
案内(目標200人)
販売促進 ①重点エリアに対するポステイングの実施
②顧客カード記入客に1000円分の50円券進呈
①重点エリアに対するポステイングの実施
②顧客カード記入客に1000円分の50円券進呈
4ヶ月先行企画・商材検討
3月度(稼動日数31日間) 4月度(稼動日数30日間)
準備すべき事 繁忙期対策に向けての人員確保と接客教育 繁忙期セールに向けてのデーター整備

商材戦略の差額商材というのは、営業なら売上高がいくら足りないから、この商品でカバーしていく、製造なら品質に問題があるから、検査レベルを上げていく等を先を見て検討します。これを形にしたのが、業績先行管理システムです。業績先行管理システムの詳細はこちらをご覧ください。

《3.戦術の仕組みは決め事を守るシステム》
1月度決定事項チェック表[○○店舗]
重要度 項目 担当 期限 内容
1  ●  顧客カード記入客に1000円分の
50円券進呈 
佐藤 1/3 店員への新規来店客への
案内方法の教育
佐藤 1/4 新規顧客への50円券
配布スタート

人を動かすのが戦術です。いくら目標を決めても、方針を示しても、差額対策を検討しても、明日から動く決定事項がなければ、前進はしないのです。これを形にしたのが、決め事を守るシステムです。決め事を守るシステムの詳細はこちらをご覧ください。

尚、残りの戦闘・環境整備につきましては、仕組みそのものが各社各様となりますので、ここでは省略させていただきます。
▲UP
Copyright (C) Meister Consultants, Inc. All rights reserved.
無断転用を禁止いたします。
●マイスター・コンサルタンツHOMEページへ